朝刊1面
「春秋」
科学捜査班の活躍を描いた米国の人気テレビドラマ「CSI」シリーズを、衛星放送の番組表をチェックしつつ見ている。専門家による遺体の解剖と、その結果の徹底した科学的分析が、ドラマの核だ。解剖を原点に死因を突き詰め、犯人像を絞り込んでいく。
犯罪も事故も多様化した今、解剖による死因の究明なしには、事件も事故も解決しにくくなっている。そんな社会の現実がCSIシリーズの背景にはあるのだろう。問題なのは日本の現実で、警察の扱う異常死のうち、解剖して死因を特定するケースは、先進国の中で最下位に近いという。
前親方と力士三人が傷害致死容疑で逮捕された事件では、愛知県警がすぐに司法解剖しなかった初動の失敗が厳しく指摘されている。専門の医師が少なく、大都市以外は制度が整っていないという指摘は以前からあるのに、改善の気配はない。年間十五万件以上ある異常死に対して、予算が想定している司法解剖件数は、一割以下である。
専門家の養成や新しい機関の設立には時間がかかるが、まずは一歩踏み出すことだ。風土、生活習慣、宗教などによって、遺体への接し方は違ってくる。解剖に加えてX線CT画像なども駆使した死因の解明は、どれだけていねいににとの死と向き合うかという、文明の成熟度を表している。
解剖には本当にお金がかかるそうです。
ついこの前、テレビ番組で特集されていました。
解剖には司法解剖、行政解剖、病理解剖の3種類が存在します。
○司法解剖
犯罪性のある死体もしくはその疑いのある死体の死因などを、
究明するために行われる解剖です。
○行政解剖
刑事訴訟法以外の法律に基づいて監察医が行う解剖のことです。
○病理解剖
病気で亡くなった人を対象にし、臨床診断の妥当性、治療効果の判定、
直接死因の解明、続発性の合併症や偶発病変の発見などを目的とするそうです。
さて、解剖にしろ薬物入りギョーザ事件にしろ、原因を究明するという点では同じです。
なぜギョーザが出てきたかというと、前から書こうと思ってたってだけなので、ご愛嬌を。
これらの作業は論文を書く際に似ていませんか?
事実関係を確認し、現状がどうなっているかを調べます。
その後、切り口を見つけ、そこから論理的に仮説を策定します。
策定された仮説は、データを用いて最も有効と思われる方法で検証されます。
検証結果は考察され、それが妥当であれば次の研究や症例にも活用されるでしょう。
解剖は実際どのようなものかは分かりませんが、
新聞を読む限りではギョーザ事件に関してはまさにそのような感じです。
警察に何より大事なのは、ロジカルシンキングの力なのではないでしょうか。
何か無理矢理な感じですみません。テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース
- 2008/02/09(土) 06:40:21|
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