ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

山尾 「途上国助ける、フェアトレード。心満たし品質も納得。」

朝刊31面
「途上国助ける、フェアトレード。心満たし品質も納得。」

環境や貧困問題に対する関心が高まるなか、途上国の経済的な自立を支援する「フェアトレード」の仕組みに基づいた輸入商品が人気だ。従来はコーヒーなど食品が多かったが、デザインが洗練され、品質も高い衣料品や雑貨などが増え、若い女性などの間で支持が広がっている。一般的な途上国製品と比べ価格は高くなるが、社会貢献を意識する消費者が増えていることが需要拡大の追い風となっているようだ。


○フェアトレードとは?
「公正な貿易」との意味で、通常の貿易では弱い立場にある発展途上国から高めの価格で商品を買い取り、
途上国の生産者や労働者に利益をもたらす仕組み。
発展途上国の経済的な自立を促す。
国際フェアトレード連盟などが一定の基準を満たす団体・企業や商品を認証している。
日本のフェアトレード市場は35億円(推定)で欧米と比べると規模は小さい。

最近、環境問題や経済格差問題などの地球全体規模の問題への関心が、
高まってきていることは本当にいいことだと思います。

フェアトレードの拡大と、トップのファッション経営論を少し強引に絡めてみたいと思います。

【背景】
温暖化問題などの感心が急速に高まってきている。
メーカーもエコを重視しないとヒット商品を生み出せない時代になりつつある。
⇒地球全体への意識も徐々に高まり、記事にもあるように、
少しでも貢献できればという人も徐々に増えている。
しかし、マサのコメントに以前あったように、
ユニセフのように直接的な支援はまだしにくいという抵抗のある人も多い。
⇒商品の一部に社会貢献が含まれている製品がうける。

【トップ講義から見た、フェアトレード】
ファッションは、モノ⇒情報⇒経験と重視されるものが変わってきているそうです。
消費者がその商品にストーリーを感じることができるかどうかが、
購買のための大きなポイントとなってきているのです。

そう考えると、フェアトレードほど作り手のストーリーが豊富な商品はないのではないかと思います。
フェアトレード連盟に認められたハイセンスな商品を、
現地の人が手作業で一生懸命作ってくれたというストーリーがあります。
こういったストーリー要素と、社会貢献意欲を同時に満たすことで、
高感度の若い女性に受け、さらに記事の見出しにもあるように社会貢献という、
「心満たし」になっていると考えます。
今後もフェアトレードは拡大していくんじゃないでしょうか。

テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2008/02/08(金) 06:52:46|
  2. 記事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

佐野

この記事とトップを絡めるとはね。
確かにフェアトレードみたいに、
何気に社会貢献というものは今後も受けそうな気はする。

んで、トップの話やけど。
あのストーリーってのは生産者側にも適用されるの?購買者側のストーリーかと理解していたんやけど…
  1. URL |
  2. 2008/02/09(土) 06:57:47 |
  3. 佐野 #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

小林

環境をひそかに織り交ぜる。
こうすることにより、
消費者に「貢献したぞ」と思ってもらう。

これを商売にするのは倫理的にどうかは別として、
やはり今後流行っていくでしょうね。

郵政省のカーボンセットオフは、
失敗に終わったそうですが。
不祥事にもなってたしね・・・
  1. URL |
  2. 2008/02/09(土) 07:00:16 |
  3. 小林 #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

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兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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