ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

本郷 「神鋼電機 役職定年制を実質廃止」

朝刊 13
神鋼電機 役職定年制を実質廃止

神鋼電機では、現在55歳を役職定年制としている。しかし、神鋼電機では、50代社員が4割をしめており、58歳の社員を係長から課長へ昇格する人事も行っている。こうしたこともあり、役職定年制は廃止する方向で検討を進めている。


役職定年制は、多くの企業で導入されている制度です。
この理由は、ポスト数の不足と若手社員の登用です。
なかなか、一度役職者になれば、役職をとることは難しいです。
それでは役職者に高齢者が多く、若手社員が昇格するチャンスが少なくなってしまいます。

そのため、役職定年制により、一定年齢になれば強制的に役職を取り外します。
今回の記事の神鋼電機は、この役職定年制を廃止する方向で進めています。

この役職定年制には賛否両論あると思います。
年齢だけで役職を取り外すのでは、高齢者のモチベーションに悪影響がでます。
一方、若手社員の登用を考えれば、役職定年制には意味があるとも考えられます。

個人的には、例えば役職の継続・登用に関する基準を設ければいいと思います。
つまり、例えば55歳の時点で、この基準に適合すれば役職を継続させる。
そうでなければ、役職をとるというものです。

基準の内容としては、人事評価で○○以上を3年継続していること、
健康面で支障がなく役職者としての業務を遂行できる、
部下からの信頼が厚い等が考えられます。

頑張っている役職者は継続して役職者と残し、
そうでない方は役職者から外れてもらう方が合理的だと考えます。

テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2008/02/07(木) 05:36:11|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

西村

いずれ団塊の世代が本当にいなくなる状況がくれば、
企業ももっと合理的になるんじゃないかね。
今は真に実力のある若手がいないっていわれてるし、
だから定年者にたよる部分があるけど。
10年後にはもっと合理的・実力主義な環境になってるかもね。
  1. URL |
  2. 2008/02/08(金) 05:39:09 |
  3. 西村 #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

小林

確かにしょっぺーさんの言うとおりですね。
未だ上のほうは、実力主義が浸透しにくいんじゃないかな。

でも合理的で論理的では、人は嫌がるでしょうね。
できる部下が入ってきたときの上司の苦しみ。
体力も衰えてるし、対抗するのも難しい。
うまい制度を考えないかんのです。
  1. URL |
  2. 2008/02/08(金) 05:41:40 |
  3. 小林 #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

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兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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