ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

山尾 「世界最速、時速360キロ」

朝刊8面
「世界最速、時速360キロ」

フランス重電・輸送機器大手のアルストムは、世界最速の世界最速の時速360キロメートルで走る次世代高速列車「AGV」を開発、公開した。新しいAGVは従来のTGVに比べ消費電力は2割少なく、乗り心地も向上している。


「AGV」のお披露目会見で話すサルコジ大統領の写真が載っていますが、
なんとも自信に充ち溢れています。
すぐ横の記事に「サルコジ大統領、支持率41%に下落」という記事なんか、
全く気にしていないかのような態度です。

今日は航空機、新幹線、夜行バスという三者の競合関係のなか、
新幹線が頭一つ飛びぬけたのではないかということを書こうと思います。

【航空機】
・航空機をチャ―ターし、大手とは価格、サービスの面で差別化していた格安航空会社の増加。
⇒新幹線と同価格帯のものも現れ始めたが、原油価格の高騰、コスト増などの影響により、
アメリカでは倒産する格安航空会社もでた。
⇒低価格サービスは遠のき、空の過密化も進んでいるため、これ以上の増便はあまり考えられない。

【夜行バス】
従来とほとんど変わらず。
しかし、高級感や女性専用車両を導入して、新幹線顧客の切り崩しを進めている。
排ガスの問題上、環境にはよくない。

【新幹線】
・増便により快適さがさらに増す。
・N700系の登場により、設計最高速度は時速340キロになった。
・これはフランスのAGVの話だが、省エネ化も進む。

夜行バスも健闘していますが、利便性・社会的な潮流(省エネ化)は明らかに新幹線有利です。
この3者間の競争は新幹線有利と考えます。
でも航空機の国際線の旅客数は増加していってます。
あくまで国内だけの話ですが。

【新幹線について+α】
新幹線って日本固有のシステムだそうです。
フランスのTGVなんかは在来線と同じ線路を走っている高速特急という位置づけらしいです。
というわけで、新幹線は英語でもshinkansenと表記されるそうです。
なぜ日本が在来線と新幹線を分けたかというと、
ウィキによると山がちな地形の日本で高速運転を可能にするためには、
独自路線が必要だったからということらしいです。

身近に使ってるものでも、なぜそのようになったかという過程は、
案外深いものがあったりします。

テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2008/02/06(水) 06:53:26|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

シ−レン

新幹線と飛行機の話になるといつも思うのですが、
飛行機はなんか危ないイメージがあるよね。
新幹線は安全性で世界的に有名でもありますが、
飛行機恐怖とかを持っている人や、ニュースなどでたまに目にする事故などは、
意識されていなくても交通手段を選択するとき影響しているかもしれないね。
  1. URL |
  2. 2008/02/07(木) 06:58:06 |
  3. シーレン #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

小林

就職活動でこの3路線を意識させられますね。
日本は狭いから、この交通手段の優先順位は違うでしょうが。

個人まで落とし込んでみたとき、環境とかもとっぱらってみたとき、
やはり一番安い高速バスに目が留まります。

新幹線もっと安くなって欲しいですマジで。
  1. URL |
  2. 2008/02/07(木) 07:01:32 |
  3. 小林 #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

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忽那ゼミとは

兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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