ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

本郷 「米政府赤字拡大 43兆円」

朝刊 1
米政府赤字拡大 43兆円

米国のブッシュ大統領は4日、2009 年度の予算編成方針を示す予算教書を議会に提出した。08、09年度の財政赤字はそれぞれ4000億ドル超の高水準で推移すると報告した。07年度には 2000億ドルを大きく下回るところまで縮小した赤字は一転して膨らみ、過去最高の04年度に迫る。
今回の予算教書はイラク戦費や社会保障費の増大などの懸案に加え、サブプライムローン問題を受け、急減速の恐れが強まる景気への対策をどう見積もるかが焦点だった。政府は先に減税を柱とする総額1500億ドルの緊急景気対策をまとめており、09年度に関連の費用を計上した。


今回は財政が拡大することによる効果について考えてみたいと思います。
まず財政拡大をすることのメリットから。
財政拡大のメリットは、政府支出の増加または減税の結果、
乗数効果のおかげでモノの需要が増加することです。
乗数効果とは、阪神タイガースが優勝すると経済効果が××円効果があるといったものです。
阪神のファンがお酒を飲んだり、優勝記念バーゲンでモノを買ったりして消費が増えます。
この消費の増加が飲食店やデパートの売上になり、誰かの所得が増加し、
またこれが消費増加につながるということです。

以上のような財政拡大政策は、プラスの効果もあるけれどマイナスの効果もあります。
それは大きく分けて3つあります。

財政赤字の拡大=国債の発行の増加→将来の増税の予想→消費が減少

国際価格の下落=長期金利の上昇→投資が減少

日本への資金流入の増加→ドル安円高→輸出がマイナス

このように、プラスの効果とマイナスの効果があります。
政策決定するときには、プラス効果の方が、マイナス効果よりも大きくなりそうな状況なのか、
よく認識する必要があります。

テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2008/02/05(火) 06:22:05|
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コメント

小林

トレードオフの関係って、絶対どこでもありますよね。

もし何か物事を考えるとき、
「絶対トレードオフが存在する!」
とにらめば、
切口が増えるし、視野もせばまらなくて済むでしょうね。
  1. URL |
  2. 2008/02/06(水) 06:27:09 |
  3. 小林 #8x7I7B.g
  4. [ 編集]

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兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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