ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

「国際会計基準に一本化を」

「国際会計基準に一本化を」

 国際会計基準を作る国際会計基準審議会(IASB)の上部組織ISAB財団評議会のヘリットザルム議長は4日、東京都内で日本経済新聞社記者と会い、「国際会計基準が日本全体で適用される唯一の基準となることを期待している」と述べた。日本国内で国際基準を早期に受け入れ、上場企業が使う会計ルールを一本化すべきだとの考えを示した。


パレプの教科書を読んでいると必然的に会計に目が行ってしまいます。

国際会計基準を導入することのメリットは一体何なのか?
それはやはり日本企業を国際的にアピールしやすくなること、
またひいては世界中の大企業との比較が会計基準の統一により、
容易になるということが考えられます。

近頃、外国人投資家あるいは機関投資家の日本株離れが目立つと言われています。
そのためにも国際会計基準を導入しより多くの投資家の人に日本企業について知ってもらうことが、
必要なのかもしれません。
また更には多くの外国人投資家が踏み込むことによって、
日本の経営自体が変わることがあるかもしれません。
これがよいことなのか悪いことなのかはわかりませんが、
これまでは日本的な経営でトヨタ、ソニー、ホンダ、パナソニックなど多くの優良企業が、
生まれてきました。

いつも思うことですが古いことに縛られていてもダメだし、
新しいことに何でもチャレンジすることがいいとは思いません。

外国人投資家の血をより入れることでよく問題になっている日本的経営に、
新しい考え方が生まれてくるかもしれません。
また国際会計基準を導入することで社内にも国際的にうちの会社は力を入れていくんだという風に、
従業員のモチベーションが上がるかもしれません。
このように多くのメリットもある一方でもちろんデメリットも考えなければいけません。

例えば導入するのに多くのコストがかかるし、
また日本の会計基準を利用してうまく財務諸表を見せていた企業なんかは、
新しい会計基準を導入することに反対するかもしれません。
しかしそれは導入するプロセスにデメリットが多いだけで、
導入した結果にデメリットが多いかと考えるとそれほどでもないような気がします。

日本企業が国際的な競争力をつけるためにも、
国際会計基準導入に関してはしっかりと議論してほしいと思います。
  1. 2008/06/05(木) 02:25:35|
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兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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