ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

山尾 「消える魔球 歓声再び」

夕刊1面
今どきキッズ「消える魔球 歓声再び」

野球盤の人気が復活してきている。シェアの大半を占めるエポック社によると、年間出荷台数はここ数年、約30万台で推移している。テレビゲームの普及やプロ野球人気の陰りで年間数万台へ落ち込んだ1990年代に比べると着実な回復ぶりだ。「野球全盛期に育った父親世代の購入が増えている」と同社広報担当者は話す。
人形を使ったままごとの人気も回復傾向にある。「テレビゲームと異なり、仲間意識が高まりやすいのも見直された秘密では」と付け足す。


衰退していくと思われているものも、意外に健闘したりします。
理由を考えてみます。

【消費者と購入者の違い】
おもちゃの場合、
・消費者・・・・子供たち
・購入者・・・・親
子供は自分で買うことができないので、当然親が購入するわけです。

子供が欲しがって買ってもらうのを、<プル型の購買>、
親がこのおもちゃはいいと思って買うのが<プッシュ型の購買>と名付けてみる。

<プッシュ型>の購買には周期があるのではないかと思います。
子供はおもちゃに対する前経験がなく、CMや周りの流行りなどでほしいものがコロコロ変わります。

それに対して、大人は、おもちゃに対する前経験があるので、
子供におもちゃを買う時、自分が良かれと思うものを優先して買うはずです。
今回の記事は、その前経験が「野球盤ゲーム」だったのだと思います。

【トレンド】
○子供から
ゲームに飽きた感。⇒野球盤、ままごとが逆に新鮮。
○大人から
友達同士の交流を深めてほしい。⇒もっと会話が増える遊び道具を買ってやりたい
⇒自分が昔懐かしの野球ゲームやままごとはどうだろうか。

何か要因があって、それを後押しするのがトレンドだと思います。

テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2008/02/13(水) 07:27:26|
  2. 記事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

寺西

俺野球盤大好きだったんですよー。
消える魔球て実は下に落ちる前に叩けばヒットできるんですよねー。

因果関係って難しいと思いません??
そりゃエコノメでもとりあげられますよー。
  1. URL |
  2. 2008/02/14(木) 07:38:19 |
  3. 寺西 #-
  4. [ 編集]

小林

親のプッシュ型購買っていうのは面白いですね。
なんか子供に押し付けて買ってるみたい笑
実際のところは相互理解があると思うのですが。

しかし、親の世代のおもちゃが流行するのは、
この要因が大きいかもしれません。

ちなみに僕はどんなゲーム機器よりも、
スーパアーファミコンが一番優れていると思います。
  1. URL |
  2. 2008/02/14(木) 07:41:59 |
  3. 小林 #-
  4. [ 編集]

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兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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