ニッケイ・シンキング

主に日経新聞を題材にして、忽那ゼミ生が365日コメントを書く、 知的思考広場である。 コメントの切り口は多岐にわたり、ロジカルシンキング、経済学、ファイナンス、アントレプレナーシップ等が用いられる。

「郵便事業会社 全車両を電気自動車に」

「郵便事業会社 全車両を電気自動車に」

 日本郵政グループの郵便事業会社は今年度から、所有するすべての自動車(約21,000台)を電気自動車に切り替えていく。環境問題の深刻化ほか、ガソリン価格が上昇したこともあり他の民間企業に先んじて切り替えを進める。


環境問題や原油価格の高騰に伴う記事は本当に多く見ます。
それに関する記事がない日は存在しないと言っても良いでしょう。
その中でも特に原油価格の高騰に関する記事は、
常にマイナス・デメリットの側面が述べられています。
ガソリン価格の高騰、商品市場への影響、物価の上昇等々、問題点は多数あります。
反対に、何かメリットはないのでしょうか。

○環境問題
原油価格の高騰によるガソリン価格の上昇に伴い、必要以上に車に乗ることがなくなります。
それに伴い、必要以上に自動車から二酸化炭素が排出されることがなくなり、
環境問題を考えるとメリットになりそうです。
聞くと、自衛隊の訓練も、ガソリン価格の上昇によって減らすとのことです。

○イノベーション
今までは、有限である化石燃料の代替としてのエネルギー開発が促進されていました。
それは、今後も当然発展すべきものですが、原油価格の高騰に伴って、
違うインセンティブも出てきたのではないでしょうか。
また、電気自動車などの代替商品のイノベーションも促進され、
これもメリットと言えるのではないでしょうか。

○産油国の発展
原油価格が高騰することで、産油国にマネーがもたらされます。
今朝テレビでやっていたのですが、ドバイ想定原油卸売価格は35ドルほどだそうです。
現在 130ドル近くなので、約100ドルほどもフリーマネーとしてドバイにもたらされるそうです。
必ずしも良いとは限らないですが、産油国にマネーがもたらされ、
経済発展のきっかけになるのであれば、これもメリットと言えるのではないでしょうか。


他にもあるかもしれません。
デメリットばかりに目が行きがちですが、メリットに目を向けてみるのも良いかもしれません。
  1. 2008/06/02(月) 02:14:34|
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忽那ゼミとは

兵庫県にある神戸大学経営学部のゼミである。 アントレプレナーファイナンスを専攻している。

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