ニッケイ・シンキング

日々のニュースを題材にして、コメントを書いていきます。

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お知らせ

年賀状は出さないので、この場をかりてご挨拶しておきます。
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

ニッケイ・シンキングは、2008年1月18日から始まったブログで、はや3年となります。
諸事情により、この度当ブログは「Think Diffent」というブログへ、引越しいたします。

URL:http://d.hatena.ne.jp/thinkdifferent/

ブログの内容は変わりません。
お手数ですが、「Think Diffent」をご愛読のほう宜しくお願い致します。
これからも宜しくお願い致します。



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  1. 2011/01/01(土) 23:31:16|
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来年最も伸びて欲しい市場

今年最後の日。今年もいろんなことがあり、本当に早い1年だった。歳をとると日がたつのが早いと聞いていたが、まさにその通りである。こんなに時間がたつのが早いと、あっという間に何年も過ぎ去ってしまいそう。来年も1日1日を大事にして、昨日の自分より少しでも成長できるよう、すごしていきたい。

今年最も話題となり、そして来年から本格始動しそうな市場、それは電子書籍市場ではなかろうか。ソフト面では、電子書店のパピレスや図書館での電子書籍サービス等、以前から整備されつつあった。しかしその割には、ハード面がついてきてなかった。そしてようやく今年、iPadやGARAPAGOS、Readerなどの電子書籍の端末が日本市場に一気に放たれた。そしてこれを機に、民間でも様々なサービスが始まりつつある。

今年の4月から「BOOKSCAN」というサービスが登場。これは自宅にある書籍などをBOOKSCANに送ると、1冊100円でスキャンしてPDFファイルにしてくれるサービスだ。これなら自宅に大きな本棚を抱えなくても良いし、本棚丸ごとを電子書籍で持ち運べることになる。わざわざ自分で高価な連続スキャナを買わなくても、100円という手軽さでお金も手間も省ける。そして、最近プレオープンした「自炊の森」。ここでは、店内のマンガをその場で電子書籍にできる。しかしこれは、自分の所持品でない書籍をスキャンするもかかわらず、著者に印税を払うシステムが無いため、物議をかもしだしている。法律的にはセーフだと店舗は説明しているが、周囲から批判が相次いでおり31日現在オープンを見合わせ中だ。

こうして多くのプレーヤーに飛び火すると、市場成長は加速していく。さらに参入障壁も低いので、火の広がりは早い。しかしこれだけ条件が揃っても、大きな壁が2つある。それは、電子書籍端末がまだ完全でないこと、著作権問題がグレーゾーンにあること。端末もキンドルくらい電子書籍に特化した端末が出ないと、紙媒体の書籍に追随することはできない。今出てる、重かったり大きかったり高価だったり(ネットで書籍を取得できなかったり)する端末では、私は電子書籍を使う気にならない。そしてさらに重要なのが、以前にも話をした著作権の問題だ。電子書籍の分野は新しく、紙書籍の法律ではカバーできない部分が多くある。民間企業がサービスを先走って、裁判や差し止めが起こり、叙々に規制が形作られていくのであろう。

本を外出時に持ち運んで読む機会も多いので、ライフスタイルの革新を願って、是非来年最も伸びて欲しい市場に電子書籍市場をあげておく。



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  1. 2010/12/31(金) 23:13:34|
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絶望から這い上がるには

今日は家族の者が救急車で運ばれてしまい、病院からのバタバタした文章になっているがご勘弁を。待合室で待っている間、少し考えていたことがある。

もし失意のどん底に落ち込んだとき、はたしてどのようにして這い上がることができようか。人に相談したり、何かに打ち込んで忘れようとしたり、本や映画をみたり、自暴自棄になったり…人によって様々な対処方があるだろうが、一つ必ず言えるのは、自らをどん底から救えるのは自分しかいないということだ。誰かの援助があったとしても、それはその場の応急処置であって、根本的には何も変わっていない。最後は自身でケジメをつけなければ、絶望から這い上がることはできないのだ。

では自分でよじ登るためにどうしたらよいか。それは自分の中にある「言葉」を用いるのだ。例えば「逆境こそ成長の機会である」だとか「つらい経験をすれば人に優しくなれる」など、今まで見たり聞いたりして自分で納得した激励の言葉を思い出す。そしてもし自分で自分を励ますことができるならば、怖いものは何もない。ジャンヌダルクが周囲に仲間が一人もいなくても、己の信念だけで戦い続けたように。

その「言葉」を心に溜め込んでいく方法は、なるべく多くの人と出会い話を聞き、そしてたくさんの書を読むことだ。自身の中に「言葉」があればあるほど、這い上がれる成功率は比例して高くなるはずだ。



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  1. 2010/12/30(木) 23:14:42|
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トヨタを救え

GMを抜いて世界一になったのも過去の話、近年のトヨタは苦境に立たされている。金融危機による経済の後退や、大規模なリコールとアメリカからのバッシング(GMの恨み?)によって、トヨタは痛恨の一撃をくらう。しかしトヨタはこれを転換期と捉え、経営規模縮小や資源集中で対策を打っている。良悪はともあれ、これには創業者一族の豊田章男氏の社長就任がキーを握っている。

今日トヨタからこんなニュースがあった。「トヨタ自動車は10年後の目指すべき企業像を、経営指針として取りまとめる。環境対応車の拡大、新興国市場の開拓、スマートグリッドと自動車を融合した新ビジネスの育成が軸となる。豊田章男社長のトップ就任後、長期指針を策定するのは初めて」なるほどこの発表で、章男氏がこれまで行ってきた経営規模縮小と資源集中の意思決定に納得がいった。

最も記憶に残っているのは、トヨタのF1事業からの離脱である。F1事業は自動車メーカーの花形事業であり、その費用は数百億ともいわれる。世界中の注目を浴びるので、広告効果は絶大。それだけでなくF1は最新の技術を要するため、研究開発の技術も向上する。しかし昨年11月に、トヨタはF1から撤退してしまった。ホンダもF1から撤退しておりトヨタが最後のF1日本メーカーとされていたが、その希望は消え失せた。7年ほど続いたF1事業から撤退を決定できたのは、他でも無い創業者一族の章男氏だったからだ。サラリーマン社長の決定であれば、一族からの大バッシングがくるのは想像に難くない。

他にも章男氏は、グループの証券会社の売却や本体の住宅事業を子会社に移管するなど、本業と関連が薄い分野の事業再編を断行した。しかしこうした意思決定は、全て今回の長期指針に収束される。F1を撤退した理由も費用削減はもちろんあるけれど、環境車への注力とは反対方向だったからだ。まさか最速を叩き出すのに、ハイブリッドや電気自動車で記録を出すことは無い。そして関連会社の整理も、あくまで自動車事業へ経営資源を集中するためである。

トヨタはサラリーマン社長や会長も多いが、やはり創業一族の影響力が強い。章男氏の行動や姿勢は周囲からの冷ややかな目線もあるが、こうした経営再構築をするならば求心力のある豊田一族しかできない。日本企業代表のトヨタを、大企業病に陥らないように是非救って欲しい。



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  1. 2010/12/29(水) 23:02:01|
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著作権問題がますます複雑化

著作権問題がますます複雑化している。ひとつにはインターネットの普及によるところが大きい。音楽・映像の利用者はいつでもネットからコンテンツを、グレーゾーンで手に入れることができるため、取り締まるどころか利用状況を把握することすら難しい。そして著作権が発生したことがわかったにしても、著作権団体の著作権料の徴収があいまい過ぎて、また問題が起こる。著作権問題は、いつもいろんなところで議論になっている。

今日の新聞記事より。「著作権団体の私的録画補償金管理協会(SARVH)は、東芝を相手取り、デジタル放送専用の録画機の売り上げに応じて著作権料を支払うよう求めた訴訟の判決が行われた。(~中略~)東京地裁裁判長は請求を棄却した。」ちなみに、SARVHは次の日に即刻東京高裁に控訴している。

この問題の論点は「デジタル放送の録画に著作権料を課すかどうか」ということ。もし課すとなれば、メーカーが販売する録画機に著作権料を上乗せされ、間接的に私達から徴収する仕組みになる。そしてSARVHはメーカーから著作権料として一定率を売上から徴収し、著作権者に配分するというのだ。ここの問題点は2点。「デジタル放送自体にコンテンツ複製の技術的制限が掛けられて守られているのに、さらに著作権料をとるのはおかしい」「著作権料の分配先や分配方法が不透明すぎる」とうこと。

1点目の「いったいどの範囲まで著作権料を取るのか」というのは、いつも問題になる。裁判の判断や著作権団体のさじ加減で、億というお金が発生する問題だからだ。 先日「オーケストラが病院や災害の被災地などで行う無料演奏会について、JASRACの著作権使用料が免除になった」というニュースがあったが、正直「無料講演会までオーケストラにお金を請求してたのか!」と驚いた。さらに驚くことに、子供のピアノ演奏会にもJASRACは著作権料を請求してくるという。こうした定義が曖昧な問題は事例が起きたときに、判決や示談で著作権の範囲をその都度決めていくしかない。

2点目の「徴収した著作権料の行き先の不透明さ」であるが、これも困ったもんだ。例えばJASRACのアーティストへの印税還元方法は、カラオケみたいに1曲ずつ使用された曲数を調べて還元しているのではない。レイティング週(3カ月に1~2週間のサンプリング調査期間)なるものを設定して、そのとき調査した使用曲数に合わせてアバウトにアーティストに著作権料を割り当てている。詳しく公表されていないので徴収される側も「ほんとにキチンとお金を払っているのか!」と議論になってくる。

これらの曖昧な問題に、冒頭で説明したようなネットによる複雑化で、問題はますますわけがわからない。著作権料ではなくそこはオープンフリーにして、何か別のところから徴収できるようなビジネスモデルを考えなければ埒が明かなくなってくるだろう。



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  1. 2010/12/28(火) 23:59:07|
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兵庫県の神戸にある大学で、共に学んだ仲間達により、日々の出来事や疑問について鋭く議論していく。

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